その唇で甘いキスをして…
再生
熱が高すぎて身体の感覚はほとんどなくて

「お前の中…熱い…」

ってハルさんが言った。

「気持ちいい?」

ってハルさんに聞くと

「すごくいいよ。」

とハルさんがアタシにキスをする。

その後のアタシはほとんど意識がなくて

ハルさんが果てたことも覚えていなかった。

その腕に抱かれて朝を迎えると
幸せな気分になった。

ハルさんはまだ眠ってる。

アタシはその胸に顔を埋めて
ハルさんの匂いに包まれる。

ハルさんはいつもいい匂いがした。

「おはよう。」

とハルさんが言った。

「おはよう。」

とアタシが答えるといつもみたいな優しいキスをくれる。

「熱下がったか?」

ハルさんはアタシのオデコに手を当てて

「ジュン、ウチに帰るか?」

と言ってくれた。

「うん。」

アタシはハルさんの長くて綺麗な指にキスをする。

ハルさんも同じようにキスをする。

そして愛しいその唇にキスをした。

「ハルさん、愛してるよ。」

アタシがそう言うと

「うん。」

とハルさんが頷いた。

そしてもう一度キスをして

「俺もお前を愛してる。」

と言った。



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