愛する人たちへ…

心も明るくなり、私は、花菜ちゃんと普通に話すことができるようになった。
大好きな花菜ちゃんと一緒にいられて毎日がすごく幸せだった。
家に帰ろうと学校を出たとき、武広が帰るところだった。
「一緒に帰ってもいい?」と聞いた。
「いいよ~」と、普通に返事をされ、武広と一緒に帰ることになったのだ。

私の夢は、スポーツ栄養士。
だけど、最近、もう1つの夢ができた。

来年も再来年も、ずーっと武広のそばにいて支えてあげたい。結婚して、子供もほしい。

そう、思うようになっていた。

夢が増えた。

ちゃんと、叶えられるように、行動にうつさなきゃ。

私が踏み出した6歩目は、恋を叶えるための努力だった。
< 11 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop