残虐姫
「???ちゃん!ごめんね!私のせいで」

『いいよ!それより早くしないと見つかる!』

息が上がっても走り続ける私とあの子

パーン‼︎

バタッ‼︎

次の瞬間目の前に広がったのは赤い液体を流しながら倒れているあの子

誰か!誰か!早くしないとあの子が!

どうしたらいいの!?

私!


誰か!助けて!助けて!助けて!


バサッ


ハッ!


はぁはぁはぁ夢?
最近見なくなったのにどうして?

はぁー

汗だくだわシャワー浴びないと

ジャーーーー


上から冷たい水が降り注ぎ汗を流してくれる

明日には、明日にはいつも通りの白鳥姫にならなくちゃ

大丈夫大丈夫。だって私はもう???じゃないもの

ふぅ〜落ち着いてきた

キュ

シャワーを止めシャワー室から出る

服を着て部屋に戻った


さっ!料理でも練習しよ!




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