残虐姫
キーンコーンカーンコーン

「姫〜!泣」

『勉強なら花蓮の方が得意そうだけど』

「そんなこと言わないで〜!」

『しょうがないわね。でも私の家ダメなのよね』

「えっ‼︎どうして!」

『実は屋内プールと屋外プールと庭のお手入れとか忙しそうであまり邪魔したくないのよね』

「そうなんだー…あっ‼︎それじゃあ!花蓮にも教えて貰う約束してるからかれんのいえどうかきいてみるね!」




『美幸の家はダメなの?』

「実はね…パパの腰がグキって!」

えっ美幸のパパが大変!


『そうだったの…お大事にと伝えておいてね』


大丈夫かしら

「うん!あっ花蓮の家ダメだってーどうしよう」


『倉庫はダメなの?』

「倉庫は騒がしいから嫌なのー」


んーそれじゃあどこにしよう…

「んーととにかく今日は倉庫に行こう…また優に馬鹿にされるはぁー」

あぁだからいやだったのね

あっ‼︎そうだ!

『別館ならいけると思うわ』

「えっ‼︎別館なんてあったの!」

あれ?教えてなかったかしら

『えぇあるわよでも、本館から遠いいのよね』

だからあまり行かないのよね

「いいよ!優にさえ!見つからなければいくらでも!」

『わかったわそれじゃあ準備ができたら私の家に来て?』

「はーい!」

キーンコーンカーンコーン

『ほらチャイムなったわよ』

「はーい姫大好き!」

『はいはい』

美幸は手を振って自分の席に帰っていった

別館なんて久しぶりね
何年ぶりかしら





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