ifの奇跡
定時から少しだけ残業をした私は、7時に事務所を出て美沙との待ち合わせ場所へ向かった。
その店は、信志さんと東京に出てきてから初めて美沙と再会したあの店で。
冬吾を見かけたあのお店だった。
そう言えば、あの時は芸能人には会えなかったよな…なんて今更ながらあの日のことを振り返った。
あの日は芸能人に会える確率よりも…もっともっと奇跡に近い確率で、冬吾を見つけてしまった日だから。
先に着いたのは、美沙よりも私の方が早かったらしい。
美沙の名前で予約されていたので、彼女の名前を告げると店員さんが席に案内をしてくれた。
席についてから5分ほどだった時…遅れて美沙がやってきた。
一人だと思っていた美沙の後ろに見えた人がすごい笑顔で近づいてきた。
「莉子ちゃん!!久しぶり。」
明るいその声の人は冬吾の親友で美沙の元彼。
「哲平くん!?うわー本当に久しぶり。相変わらず元気そうだね。」
「莉子ちゃんも。何年ぶりだろ…マジで本物に会えたよ。やべぇ…興奮してきた俺!」
「興奮するな!おバカ。」
相変わらずの美沙との掛け合いに笑ってしまった。
その店は、信志さんと東京に出てきてから初めて美沙と再会したあの店で。
冬吾を見かけたあのお店だった。
そう言えば、あの時は芸能人には会えなかったよな…なんて今更ながらあの日のことを振り返った。
あの日は芸能人に会える確率よりも…もっともっと奇跡に近い確率で、冬吾を見つけてしまった日だから。
先に着いたのは、美沙よりも私の方が早かったらしい。
美沙の名前で予約されていたので、彼女の名前を告げると店員さんが席に案内をしてくれた。
席についてから5分ほどだった時…遅れて美沙がやってきた。
一人だと思っていた美沙の後ろに見えた人がすごい笑顔で近づいてきた。
「莉子ちゃん!!久しぶり。」
明るいその声の人は冬吾の親友で美沙の元彼。
「哲平くん!?うわー本当に久しぶり。相変わらず元気そうだね。」
「莉子ちゃんも。何年ぶりだろ…マジで本物に会えたよ。やべぇ…興奮してきた俺!」
「興奮するな!おバカ。」
相変わらずの美沙との掛け合いに笑ってしまった。