眼鏡とマスク
「ついていかなくていい?」

「いい、いい。
ひとりで大丈夫」

彼は椅子から立ち上がると、ふらふらと教室を出て行った。

……やっぱり、ついていった方がよかったんじゃ?

そんなことを思いながら急にさっきの自分の行動を思い出す。

……あ。私。

途端に顔に、上がっていく、熱。

……風邪、うつったのかな?



【終】
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:14

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

もっとも苦手な彼と一夜を共にしたならば
霧内杳/著

総文字数/10,040

恋愛(キケン・ダーク)21ページ

表紙を見る
愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
霧内杳/著

総文字数/92,529

恋愛(純愛)194ページ

~憧れの街べリが丘~恋愛小説コンテストエントリー中
表紙を見る
油圧ショベルに乗った王子様~ノーブルな土木作業員は元気娘を愛でる~
霧内杳/著

総文字数/18,620

恋愛(オフィスラブ)39ページ

第1回ベリーズ文庫デビュー応援コンテストエントリー中
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop