たかがそれだけ…


次の日わたしは卒業祝いでお父さんと買い物に行った



服、かばん、メイク道具を買ってもらった



あ、そうそうわたし最近メイクが上手になったんだよ!


今日買ってもらったメイク道具でメイクをした。



なんかいい感じ!!!!



「お父さんありがとう!」



それからまっすぐ家に帰った



「ただいまー」



「あ、菜美穂おかえり」


お母さんが笑顔で迎えてくれた


「菜美穂に卒業祝いでプレゼント買っといたから部屋を見てきなさい!」



わたしはすぐに部屋にいった



ガチャッ



「え?」


「おかえり。それとただいま。」


雄飛なの?2年前とはまた全然違うくて、坊主だった頭も短髪で爽やかになっていた。


「おかえりっ!!!!」



「寂しい思いさせてごめん。
そばにいてやれなくてごめん。
ずっとまっててくれてありがとう。」



「会いたかった!!!」


雄飛は何かに気付いたようにわたしの顔を見た


「菜美穂…おまえっ。」


「え?なに?」


雄飛は顔をまっかにした


「メイク…かわいすぎだから///」


頑張ってよかった!


「上手くなったんだよ!んっ」


久しぶりの雄飛の唇は柔らかかった。


「すっぴんでも十分可愛いけど、たまにはメイクもいいかもな。」




会えなくて寂しかったけど、会えない時間にもっと雄飛のこと好きになっていた。



こんな素敵な彼氏をもって


こんな素敵な人に出逢えて


こんなに愛をもらえて




やっぱりわたしは幸せ者




fin.
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