一匹少女が落ちるまで



──────────……



図書室に着いて、今日読む本を探す。




今日は…これにしよう。



一冊を取りだして、中をパラパラと何枚かめくってから、本を閉じて手に持つ。



そして、手前に仕切り板がついたキャレルデスクが並ぶ閲覧コーナーに向かい、そこの1番後ろの席に座る。



ここが──────…



学校で唯一の私の居場所。



手前に仕切り板が付いていて、さらに1番後ろということもあり、そこはもう個室に近い空間が出来上がっている。



私は、椅子が2つ並べられたいつもの特等席の左側の椅子を引いてそこに腰を下ろした。




< 2 / 487 >

この作品をシェア

pagetop