近藤夢【短編】
女の子が3人近づいてくる。
最初は仕方ないんだ。

まだ、わたしのことは何もしらない。


「ねー、ねー、どこ中?」
3人組の明るそうな子がいう


ほっといて・・・・・・



「――えっ!なんで無視するの?感じ悪いんだけど」


「ちょっと、おかしいんじゃない?」



「―――もう、いこうよ。そろそろ先生くるころだし」



これで、わたしはとりあえず孤立できた。


もうちょっと頑張ればいいんだ。


速く黒い点になりたい。


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