星降る空で抱きしめて【上】~女子校英語教師と生徒の恋の場合

「それから…思慮深いところがあるって言うか…人のことよく見てたり、気に掛けたり…優しいところもあるし…

素直で可愛いし…

そのくせ強がり言って甘え下手で寂しがりやで…

でも俺には頼ってくれたり…

天然なお嬢様かと思いきや小悪魔だったり…

…そんな女の子。」



「…で?」

一通り聞いた夜璃子が問う。

「で、好きなの?」



「だから!

アイツは生徒で!妹みたいなもんで!!」

「そうやって自分をも誤魔化してんだ?」

「!」

「私アンタとどんだけ付き合ってると思う?

女の子のことそんな誉め方したことないアンタがそこまで言うとか、ベタ惚れ確定でしょ。」

「……」



南条に惚れてるとか…

自分でも気付かないようにしてきた気持ちを夜璃子は簡単に口にしてしまうと、冷めたソイラテに口を付けた。
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