俺様上司と私の秘密の恋。





「令奈、気に入ってくれた?」





「はい!すごく!!」





「個室があると思って来たんだけど
予約制だったとは知らなくて……ごめんな?」





春馬さん、私に気を使って……





「いいえ、この席だって素敵じゃないですか!
気にしないでください!」





「ありがとう。
さ、メニュー決めようか?お姫様」





「……///はい」





お姫様なんて呼ばれ慣れてないから、結構照れくさい。





春馬さんはいつも、さり気なく私の顔を火照らせる。





ずるいよ、春馬さん。





顔が赤いのを隠しながらメニューを決めた。





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