俺様上司と私の秘密の恋。
あのときもし私が別れを切り出していなければ、きっとあの頃なら私は迷わず着いて行ったであろう。
「正直俺は令奈に来て欲しい。
でも令奈の好きにしていいから。
令奈がもし、俺のとこに来たくなければ
それはそれでいいよ。
でももし、来てくれるとなったら
秘書にしようと思ってる。
もちろん、俺専属のな?」
春馬さんの専属秘書?
そんな大きいこと任されるの?
「そんな……私になんて務まりません」
「そんなことない。令奈なら大丈夫だ。
それと俺専属ってのは……」
何か言いにくそう。