俺様上司と私の秘密の恋。
それからは話しながら料理を待ち、料理も堪能した。
最後のデザートが来て目が輝く。
「うわぁー!すごく美味しそう!!!」
「ふっ、お姫様意地汚いですよ?」
なんて笑いながら言うもんだから恥ずかしくて、穴があれば入りたいくらい。
「ほら、見てないで食べな?」
「うんっ!いただきまーす!!!」
デザートのパフェを一口食べると、柔らかいはずなのにガリッと音が口の中から聞こえた。
え?なんか入ってる……
口元を手で隠しながら取ってみると……!!!
「これっ……!!!」
「びっくりした?
それ、俺からのプレゼント」
パフェの中に入っていたのは、指輪。
ダイヤなんかついてるけど、高そう……
そして春馬さんは深呼吸をして、ゆっくり話し始めた。
これから何が起きるか知らないのは私だけ。