オオカミスイッチ 【完結】
ランチを少し早めに切り上げて
蒼井先輩は帰っていった。

私は、静先生の部屋に急ぐ。
何だろう。
たぶん、蒼井先輩のことだ。。。

コンコン、と扉をノックする。
「どうぞ」と、中から静先生の声。

『失礼します』

「ごめんなさいね。急に
 呼びつけちゃったりして」

『いえ』

話ながら、静先生は椅子を出してくれた。
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