満月の下、蘇る
仲間
〜綺羅side〜









屋上から飛び降りた後、俺達はとあるBARに来ていた。











名前は『Blue Butterfly』












櫂「・・・この店いつになったら看板付けるわけ?」










「ん?ついてるじゃん」












櫂「は?どこに。見るからに付いてないじゃん」












「いや、ほらあそこ。青色の蝶があるじゃん」












櫂「え!!あれ看板!?知らなかった・・・」












「取り敢えず入るぞ」












そう言い、私はドアを開けた。












?「いらっしゃい〜って綺羅じゃん。

ってことは後ろにいるの櫂か」











「おー。お久〜」












櫂「ひっさしっぶり〜」












?「ほんと久しぶりだな!お前らがアメリカにいる間俺寂しくて毎日泣いてたんだぞ!!」











「うっわ、気色悪いやめて」












櫂「・・・・・・吐きそう」












?「相変わらずひどくない!?ねえ!なんで!?」











あ、紹介するね。こいつは、

朔間 北斗ーSakuma Hokutoー
ここのBARのオーナー
そして、俺達の事をよく知ってる奴。
まあ、簡単に言えば探偵
俺らが色々頼んでるんだ。

つまり、ここは、表向きはBARだけど、本当は探偵事務所ってこと。













北「・・・で?今日は何の用?」













「・・・・・・あいつらは来てるのか」













北「ああ。もう奥の部屋で待ってるよ」












「・・・そうか。じゃあ、仕事が一段落してからでいい」











北「りょーかい」












櫂「じゃあ、また後で」













そう櫂が言ったのを聞いてから俺達は奥の部屋に向かった。












因みに、奥の部屋は3つあって、













右の部屋が『紅玉(ルビー)』

左の部屋が『翠玉(エメラルド)』

真ん中の部屋が『蒼玉(サファイア)』











意味は・・・・・・知らない。












特にないんじゃないか・・・?













俺達は左の部屋、『翠玉』に入った。












?「あー!やっときた!綺羅と櫂!」












?「遅い!待ちくたびれたわアホ」












?「・・・眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い」












櫂「あーー!もううるさい!悪かったって!

おい、ガーネット!寝るな!!」












あ、はい。また紹介タイムといたしましょうか












まず、最初に喋ったのが

高橋 アリスーTakahashi Aliceー
こいつは、女ね。
カナダと日本のハーフ
産まれも育ちも日本。
んで、『Darkness Blue』の幹部

容姿は、髪の毛はショートボブ。
色は青から栗色にグラデーションしてる。
まあ、私の逆バージョン?
目の色は色素の薄い緑
目はパッチり二重で、唇はアヒル口
スタイルも抜群!ほんと可愛い!♡♡



んで、アリスの次に喋ったのが

明星 大我ーAkehoshi Taigaー
バリバリ日本人だけど、アメリカに長く住んでたから英語もペラペラ
そして、『Darkness Blue』の幹部

容姿は深い青色に金のメッシュ。
目はパッチり二重で、涙袋がめっちゃぷっくりしてる。
目の色は黒
とりま、イケメン。ほんとにイケメン





んで、最後のが


ローザンヌ・ガーネットーLausanne・Garnetー
バリバリのアメリカ人
女みたいな名前だけど男だよ(笑)
ガーネットは英語しか喋れないんだけど、日本に拠点移すのを期に日本語覚えさせた。
スパルタ指導したからペラペラだよ☆

容姿は、深い青色オンリーの髪色
白人だから肌真っ白!
全体的に彫りが深くて、いい男。
目は金色。
こちらもまたスタイル抜群でイケメンね。












「それじゃ、本題に入るけどいい?

・・・ちょっとガーネット。起きてよ」










ガ「・・・・・・んぐ」












大「いびきかいてるぞこいつ」













「・・・はぁ〜。櫂。最終手段」












櫂「りょ」












そう言うと櫂は寝ているガーネットの鼻と口を塞いだ。











ガ「・・・・・・ん!?ん゛ん゙!!」













ア「ははは!もっと苦しめ★」












「アリス怖いわ辞めて。

てか、そろそろ離していいわよ櫂」












櫂「ん?ああ」













ガ「・・・っぷは!!ゴォホッ!

なに!?オレを殺す気か!?」












大「いや、お前が起きないのが悪いんじゃん。

てか、むせかためっちゃ変(爆笑)」











「あーガーネットも起きたところで本題にはいるよ!?いい!!?」













私がそう言ってもなかなか静かにならない・・・












「・・・・・・おいてめぇら。今すぐ黙らないと一生喋れないようにするぞ・・・?」












「「「「ひぃ!すいませんでした!」」」」












ほんとこいつら手が掛かる・・・












たまにこいつらが本当に世界No.1の族のメンバーなのか疑いたくなるよ・・・











でも、まあ、弱そうって言うのも1つの武器みたいなもんだしな。




< 12 / 13 >

この作品をシェア

pagetop