スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
私をベッドへ下ろしたと同時に、亮平さんは深いキスをしてきた。

「ん……」

その間にも、服をさりげなく脱がせてくれて、体中にキスの雨を降らせてくれる。

「実和子の体はキレイだな」

亮平さんは自分も服を脱ぐと、今度は首筋にキスを落とした。

「亮平さんだって、体がすごく締まってます……」

彼の胸に触れると、温かさと逞ましさを感じる。体の底から突き上げるこの気持ちを、愛おしいと言うのかも……。

「亮平さん、もっとキスして……」

自分でも信じられないセリフを口にして、恥ずかしい気持ちと、このまま亮平さんとの甘い時間に浸りたい気持ちとが絡み合う。

「実和子……。ごめん、今夜は優しくできない」

そう言った亮平さんは、息もできないくらいのキスをしてくれた。

体中をキスしてくれながら、手は私の胸に触れている。

そしていつしかベッドのスプリング音が大きくなり、私は夢中で甘い夜の時間に落ちていった。
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