スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
ーーベッドで抱きしめ合いながら、亮平さんの温もりをしみじみ感じる。

「幸せ……」

ポツリと呟くと、亮平さんがクックと笑った。

「どうしたんだよ、急に」

笑われて照れくさいけど、素直に答えられるほどに、心が満たされている。

「こうやって、亮平さんといることがです……」

「じゃあ、今夜だけじゃなくて、明日もあさっても、ずっとここにいる?」

「はい。ずっといたいです」

と、無意識に出た自分の言葉で我に返る。私はいったい、なにを言っているんだろう。

「あ、今のは……」

言い訳をしなきゃと焦った瞬間、唇を塞がれた。

「離さない、お前を」

亮平さんの真剣な表情に、私は胸が熱くなる。素肌で抱きしめ合いながら、彼の温もりにしばらく酔いしれた。
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