スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
一週間ぶりの亮平さんのマンションは、相変わらず夜景がキレイだ。だけど、その景色を堪能する間もなく、彼は私をベッドへ倒した。

「会いたかった、実和子」

「私もです、亮平さん……」

私を優しく見下ろした亮平さんは、唇を重ねる。舌を絡めながら、吸い寄せるように何度もキスをした。

そのうち、彼の手が私の服の下へと伸びていき、胸に触れるーー。

「あ……、亮平さん……」

たまらず漏れた声に、亮平さんはどこか満足そうだ。胸に触れている指に力を入れられるたび、甘い声が漏れていく。

「実和子に触れたくて仕方なかった。仕事をしていても、ふと考えてるんだよな、お前のことを」

「亮平さん、それは私も一緒です。ごめんなさい、全然連絡しなくて……」

今度からは、もっとまめにメールをしよう。朝も昼も夜も、なにげない内容だっでいいはずだから。

「ハハ。それは、想定の範囲内だけどな。それより、今夜は実和子を感じさせて?」

「は、はい……」

亮平さんはシャツを脱ぐと、私の服も優しく脱がせる。

「実和子の体は、本当にキレイだな」

体中にキスの雨を降らせた亮平さんは、私を優しくも激しく抱いてくれた。
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