甘くもビターな恋の味。
「じゃあ、またあとでね」








受付を終えた私達にそう言い残しお母さん達は体育館へと向かう。








「じゃあ、教室に向かいますか~」








真琴の言葉で、受付時にもらった紙を見て教室へと歩き出す。








紙には場所とクラスが書いてあって1~8組まである中で、私は1組、真琴は4組とかなりクラスが遠くなってしまっている。








「真琴がいないでやっていけるかな…」









私は不安を口にした。

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