君の声が、僕を呼ぶまで

>>【サクラ】:サラ、好きな人、いるんだ…。

>>【サラ】:うん…(照)

>>【サクラ】:どんな人…?

>>【サラ】:えぇー! でもまぁ少しだけなら。ありきたりだけど、優しい人だよ。

>>【サクラ】:年上?

>>【サラ】:え、うん、年上。よく分かったね。


>>【サラ】:あ、でもね、良かった事はそれだけじゃなくて…!

>>【アキ】:サクラが、そういうふうに、いろいろ質問するの、珍しい気がする…。



何となく、僕が会話を途切れさせてしまった。

何だか、その続きを聞きたくなかった。
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