君の声が、僕を呼ぶまで
『陽ちゃんが先輩っていうのが、すっごいムカつく(--#)』

『お前なぁ…』

『だって華の方が、陽ちゃんより2週間も誕生日早いのに!』

『そんなの誤差の範囲だろ』

『まぁいいや。とりあえず、明日から保健室にプレ登校なんだ。送り迎えよろしくねっ(^人^)』

『あー、それなんだけど、俺、一応彼女いるからなぁ…』

『えぇ~、陽ちゃんのくせに生意気っ』

『くせにって何だよ!』

『ふ~ん…。陽ちゃんは、華が登下校中に独り行き倒れても平気なんだ?』

『んな、大げさな…』

『だって、こないだ入院した時が、そうだったじゃない』
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