湖都子のポエム6

彼女がいてくれたら……


彼女といるときだけは
愛されてる気がする

彼女はいつだって
ギブアップしない強さがある

まっすぐな気持ちが
くすぐったいけど心地よくて

きっと彼女がいてくれたら
幸せになれる気がする
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父親の浮気……母親の死……祖母の死……美緒は、今までどれだけ辛い目にあってきたんだろう……それでも、笑顔でいる。俺を頼ってくれたことがうれしくて、一緒にいる時間がうれしくて……

だけど、美緒はどう思ってるんだろう?愛は感じるけど、遠慮しているのも感じる。

美緒といると、心が洗われていくみたい。

「美緒、仕事休みだからどこか出かけようか?」
「え?いいの?」
「どこか行きたいとこある?」
「どこでもいいよ。」
女の子に人気のカフェに連れて行ったら、喜んでくれた。調べておいてよかった。
「こういうとこ……彼女ときたほうが……」
「彼女いないから……」
父親の浮気相手のこととかあって、女の子を好きになれなかった。だから、今まで付き合ったこともない……んだ。

今まで会えない時間を埋めるように、一緒に過ごす。あんなことさえなければ、こんな時間をもてたんだろうな……あんなことがおきる前に戻りたかった。

「不安になることなんてないよ。大丈夫だよ。美緒と一緒にいて楽しいから……さ」
「わかってるけど……」
一緒にいてくれる……それって、こんなに幸せなことなんだね。

仕事も、家も決まらないで、ずっと一緒にいてくれたらいいのに……
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