湖都子のポエム6

愛しい人……想い……


それは突然……
俺の中に芽生えた感情
彼女を愛しいと思った瞬間から
恋が始まった

本当は俺だけが彼女を好きで
気をひきたくて頑張ってるだけ

何かが俺の後を押した
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美緒が男と歩いていた。ちょっとイライラしながら後を追いかけた。

話し声が聞こえてきた。
「美緒、今付き合ってるヤツは大丈夫なのか?」
「彼は優しくないから……大丈夫かな?」
え……俺は優しくないって思われてたの?たまらず……声をかけた
「美緒……」
「あれ、アキちゃんどうしたの?」
「今日は仕事早く終わったから、待っていたんだ。迷惑だったかな……」
「あー、俺のことなら気にしないで……2人で出かければ?今度、ちゃんと紹介しろよ。」
「うん、ごめんね」

美緒と2人きりで話した。
「あの男は、誰なんだよ。2人で楽しそうに話してたじゃないか……」
「今働いてる会社の社長……」
「社長と仲いいんだな……」
「色々あるんだよ……」
「色々ってなんだ?俺に言えないことなのか?」
「そんなことないから……」
「じゃ、説明しよ?」
「ママの恋人だった人なの。結婚直前にあんなことになってしまったけど、今も娘のようにかわいがってくれてるだけなの……」
あ……前に和から聞いたことある。
「ごめん……元彼かと思って……」
「え、違うよー」
「あと、話し声聞こえてきた。あれは……俺……優しくない?」
「うん、私以外の女の子に……優しくないから、浮気とかしないよね?」
そういう……ことか……
「美緒以外の女なんて、興味ないから……」
本当にかわいい。
「ご飯でも食べに行かない?」
「うん。あのね……ハンバーグが食べたいな……」
「うん……いいよ。」



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