湖都子のポエム6
日に日に想いが増していく

昨日のことを思い出すと
湯気が出るくらい顔が熱い

彼女の体温に包まれて
ちゃんと抱き締めたい

日に日に想いが増していく
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昨日の美緒とのことを思い出すと、顔が熱い。

会社の帰りに……同僚から声をかけられた。
「この間、女の子と一緒にいるの見かけましたよ」
「そう?気づかなかった……な」
「あんな人と付き合って、何になるんですか?」
お前に関係ない……ほっといてくれ……イラッとした。
「お前に関係ないだろ……」

それは、突然だった。
「私が……好きだって……言ったら?」
「そういう風に見たことない。俺には付き合ってる人がいるし……」
「私のこと好きじゃないことはわかった。一度でいいから思い出を……」
「彼女がいて、他の女といるとか……おかしいだろ?」
「もういい……わかった」
彼女の切ない……瞳……
そのまま走り去る……

視線を感じて……美緒がいた。
「一緒にいた人……は?」
「嫉妬したの?かわいい……な」
「会社の同僚だよ」
「何の話してた……の?あの人と付き合う……の?」
「そんなこと決めつけるな。美緒はバカだな。俺には美緒がいるんだから……」
「でも……あの人……綺麗……だった……」
「他の人と比べるなんて無意味なんだよ。美緒が一番かわいいよ。俺のほうが先に惚れてたんだよ。付き合い始めるずっと前から好きだったんだよ。」

溺れないように……してたのに、でも……もう……美緒無しじゃいられない。
「そんなに心配……なら、一緒に暮らさない……か?」
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