PromiseRing
「ん?どうしたのか?
顔が赤くなってるけど……やっぱりまだ、熱、下がってないのか?」

急に心配そうな顔になった多賀谷社長に、熱い顔で首を振った。

……たぶん、これは、熱じゃなくて。

「ならいいけど。
……そうだ。
シャワー、浴びてきたらいい。
汗、かいてるだろ」

「……はい。
じゃあ、そうさせてもらいます」

お言葉に甘えつつも、汗でどろどろの服をもう一度着るのかと思うとうんざりする。

「これ」

「はい?」

 差し出された紙袋を受け取ると、中には女性物の服が一式入ってた。

……というか、常備してあるの?
どんだけなんだか。
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