私、いつも迷惑かけてごめんね(泣)
次の日から母乳を搾乳機で取り、看護師に
渡す日々。
まだ術後の傷は痛んだ。

刻々と日にちは過ぎていった。
痛みはなくなってきた。
痛みが引いて我が子を見に行った。
そしたら…
陽妃のとても小さな小さな体にはたくさんの機材や
管がつけられていた。

ク 窓越しだけど、陽妃頑張って生きようとしてるん
だね。ううん、お母さんが私を育てた時のように陽妃
も育てればいいの。 大丈夫。きっと

クレアは泣き崩れていた。

看護師 大丈夫ですか?!

ク ええ。 病室もどります。

*。。*゚*。*。*゚*。。**。。*゚*。*。*゚*。。*
そして1ヶ月が経った時…

ようやく陽妃を抱くことができた。
1ヶ月経ってるから髪の毛も少し生えてきていた。
目も開いている。

ク 陽妃…いらっしゃいやっと会えたねママと…

陽妃は、天使の笑顔のように笑った。

ク 陽妃、これから何があっても守るからママが…
苦しい人生かもしれないけどね…。ママは貴方に
生きててほしいの。

その日から5歳までちゃんと陽妃を見守りながら私は
育ててきた。
5歳だから幼稚園も少しだけど、連れて行ってる。
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