凶器は壊れてしまったから
第1章 〜日の暮れた教室で私達は何を思うだろう〜
中学生1年生になりクラスに馴染めてきた
五十嵐由宇。

私達は日の暮れた教室で集まっていた。

「真希…今日はどうしたの…?」

どこからか聞こえる声は
震えていて今にも壊れそうだった。

「ふふっ!今日はねー」
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