ロシアの昔話『雪姫』
disappear
それからもう何日も経った。



「最近カーシャ来ないね...」
「心配だな、アラン行ってこいよ」




僕はあの日からずっと
カーシャが頭の中から居なくなったことは一度もなかった。

寝ても覚めてもカーシャの事ばっかりを考えて...



「おーい、アラン?」

「え、あ?!な、なに?!」



考え事をしていたアランに再び声を掛けたのはミハイルだった。



「迎えに行ってこいよ。」



アランは一瞬迷った。


もし拒否られたら?
もし門前払いなんかをくらったら?



「行ってくる。」



それでも良かった。

とにかくカーシャに会いたい。
その思いからアランは走り出した。

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