too much
「ねぇ…」

「え?」

不意にあゆに話しかけられて、私はスマホをいじる手を止めた。



「島本さんを呼んでも良い?」

「えっ?どういうこと?」

「島本さん、今、〇〇にいるんだって。
隣の駅だし、今、一人らしいから。
それに、映画も見たし、買い物も済んだし、今からは予定ないじゃん。」

「そうなんだ…じゃあ、良いんじゃない?
何だったら、私、帰ろうか?」

「帰んなくて良いよ。
むしろ、いてくれた方が良いし。」



その時、また相川さんからのLINEが入った。



『美穂ちゃん、今どこにいるの?』

『◆◆のショッピングセンターです。』

『えーっ!じゃあ、すぐ近くじゃん!
そこに押し掛けちゃだめ?』



「あゆ、相川さんも、今、近くにいるんだって。
来たいみたいだけど、どうしようか?」

「ちょうど良いじゃん。呼べば?」

何がちょうど良いのかわからないけど…
まぁ、確かに三人よりは四人の方がバランス的には良いのかもしれない。



「わかった。じゃあ、呼ぶね。
ここで良い?」

「そうだね。
ここ、わかりやすいし。
うん、ここにしよう。」

私達は早速、お互いの相手に今いる場所を伝えた。
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