Brother&Sister Love



《ゲーセン》


「おぉ!あれよくね?!」


ゲーセンに着いて一番始めに大概が発した言葉。
大概が指を指す方には…


「銃かよ…」


そう。自分が兵士となって敵を銃で倒すやつ。


「俺やってみてぇー!」


「一人でやれ」


俺は嫌だ。やりたくない。


「はぁ?!んなこと言うなよ!
やろうぜ!な?な?!」


マジかよ…


「……わかったよ……やるぞ」


「おう!」


《数分後》


「またかよぉ~!」


「当たり前だろ?俺様に勝てるわけがない」


「やっぱし…お前を敵にしちゃいけねぇーな」


フンッ…

因みにいまは、大概と対戦。
でも完璧な俺様に勝てるわけがないだろ?
5戦中5勝。
やっぱし俺様は天才だな。

「俺天才だし♪」


「全く…お前は…とことん俺様だよな…もういい!他のやるぞ!」


「おう!」





その日は、大概と夜までゲーセンにいた。
家に帰り、いつも通りにすごし…
次の日を迎えることになった。









< 239 / 333 >

この作品をシェア

pagetop