Brother&Sister Love


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私は…実は、ここに来る前に…お父さんとお母さんの持っていた手帳を私は読んでいた。

これは、お父さんとお母さんが生前、

“もし、俺たちになにかあったとき…本当に困ったら、この中の誰かに相談したなさい。
この人たちは俺達の最高の親友だ”


そのなかには勿論、村木家の名前もあった。


なんとなく、見ていただけなのに、私はとんでもないことを発見した。


「嘘でしょ…??
まさか!」


私は実際電話してみた。
“ある両親の親友に…”


「もしもし…」


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「えっ!じゃあ本当に…。」


「あぁ。確かに君のお父さんとは親友だ。そして、あいつの―――」


「そうですか!ありがとうございました!」


「いえいえ。またいつでも電話してくれよ??」


「はい!」


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