社長の甘い罠~いつしか当たり前に~ + 番外編
社長はきっと女子社員には優しいのだろう。
イケメンの上、優しいとなれば、モテモテに違いない。
「これで進捗会議を終わる。皆、宜しく頼む。」
「「はい。」」
坂本さんの声に我に返り、私も大きく頷いた。この2年は仕事、仕事の毎日だった。
憧れでついたSE職だが、本当に大変だと思う日もある。
会議室の片付けをしていると社長が近付いてくる気配に視線を向けた。
「長嶺、お疲れさま。」
「社長、お疲れ様でした。」
「どう?仕事は大変?」
「あっ、えっ………。」
言葉に詰まった。社長に仕事は大変だと言って良いのか………。
「ははっ、大変なんだ。言葉に詰まるって事はそう言う意味。違う?」
「えっ?ま、まぁ。でも充実はしてます。」
「坂本は厳しいけど、長嶺に期待してるからだ。」
「期待?」
「そう。だから頑張って。相談ならいつでも乗るから。」
イケメンの上、優しいとなれば、モテモテに違いない。
「これで進捗会議を終わる。皆、宜しく頼む。」
「「はい。」」
坂本さんの声に我に返り、私も大きく頷いた。この2年は仕事、仕事の毎日だった。
憧れでついたSE職だが、本当に大変だと思う日もある。
会議室の片付けをしていると社長が近付いてくる気配に視線を向けた。
「長嶺、お疲れさま。」
「社長、お疲れ様でした。」
「どう?仕事は大変?」
「あっ、えっ………。」
言葉に詰まった。社長に仕事は大変だと言って良いのか………。
「ははっ、大変なんだ。言葉に詰まるって事はそう言う意味。違う?」
「えっ?ま、まぁ。でも充実はしてます。」
「坂本は厳しいけど、長嶺に期待してるからだ。」
「期待?」
「そう。だから頑張って。相談ならいつでも乗るから。」