輝。-アノ時アタシタチ-
窓側の一番後ろの席が私の指定席で、席替えがあっても変えられる事は無かった。

クラスで一番関わりたくない人間ナンバー01だった私の友人は日名子だけ。

「お前やる気あるのか」

ため息まじりに吐き捨てる教師のお小言を聞き流して、窓の外を眺める。

こうやって私は高校の三年間を過ごしていたんだった。

知らない内に授業が終わり、昼休みがやって来た。

恋愛話に花を咲かせる者、化粧を直す者…久しぶりの光景。
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