また明日、空の向こうで。
そんなある日、私は風邪を引いた。
いや、正確には二週間前くらいから体調があまり良くない気はしてたんだ。
それを誤魔化してたら限界がきて。
授業中に倒れてしまった。
気が付くとベットに寝かされていた。
(…保健室、かな)
のそりと起き上がってみると。
「あら、起きたのね。大丈夫かしら?」
女の先生がやってくる。
「大丈…ごほっ、」
大丈夫です、と言おうとして…咳き込んだ。
「大丈夫じゃなさそうね。」
熱を測ってみて、と渡された体温計。
「39度…」
そんな高熱で学校に来てたの!?と驚かれる。
「あはは…」
熱には慣れてるので、なんて言えず曖昧に笑う。
「とりあえず今日は帰って病院に行きなさい、いいわね?」
喉が痛くて声が出し辛いから頷く。
「…そんなに高熱なら家の方呼んだ方がいいかしら?」
ふるふると首を振る。
どうせ仕事でいないだろうし。
自分で帰れる、となんとか伝えると。
「はぁ…。なら私が送ってあげるわ。」
そういって先生が送ってくれた。
途中のコンビニまででいいと言ったのに、先生は家まで送ってくれた。
ありがとうございます、とお辞儀をして家に入る。
いや、正確には二週間前くらいから体調があまり良くない気はしてたんだ。
それを誤魔化してたら限界がきて。
授業中に倒れてしまった。
気が付くとベットに寝かされていた。
(…保健室、かな)
のそりと起き上がってみると。
「あら、起きたのね。大丈夫かしら?」
女の先生がやってくる。
「大丈…ごほっ、」
大丈夫です、と言おうとして…咳き込んだ。
「大丈夫じゃなさそうね。」
熱を測ってみて、と渡された体温計。
「39度…」
そんな高熱で学校に来てたの!?と驚かれる。
「あはは…」
熱には慣れてるので、なんて言えず曖昧に笑う。
「とりあえず今日は帰って病院に行きなさい、いいわね?」
喉が痛くて声が出し辛いから頷く。
「…そんなに高熱なら家の方呼んだ方がいいかしら?」
ふるふると首を振る。
どうせ仕事でいないだろうし。
自分で帰れる、となんとか伝えると。
「はぁ…。なら私が送ってあげるわ。」
そういって先生が送ってくれた。
途中のコンビニまででいいと言ったのに、先生は家まで送ってくれた。
ありがとうございます、とお辞儀をして家に入る。