手紙。。
座るとすぐに魅紗姫が話掛けてきた。

『寒かったやろ~?』
「やばいなぁ~。」


季節はまだ2月下旬。



「あっ!魅紗姫!ちょっと聞きたい事あるねん!」
『ん?なになに?』

「あのなっ!S町の拓斗って知ってる?」
『D中学の3年の拓斗?』
「そぅ!それそれ!知ってるん?仲良いん?」
『仲良いって言うか…普通に知り合いなだけやで?』
「拓ちゃん女おらんやろ?」
『えっ!?拓斗女おるやろ?!』
「えぇ~。うっそーん、居らん言うてたでぇ?」
『えっ、ほな可憐と別れたんかな?』
「しっら~ん」
『なんでなん?』
「べっつにぃ~」
『あんたは中学1年のくせにほんま!男癖悪いなぁ~。まっ!可愛いし性格いいから仕方ないんやろけどっ』


ピロロロリン~~♪

魅紗姫の携帯が鳴った。

『あっ!噂してたら拓斗から電話やで(笑)』
< 8 / 11 >

この作品をシェア

pagetop