こいつ、俺の嫁。




乱れた呼吸を整えながら、気付けばいつの間にか布団の上に倒されていた。




テツを見上げると水か唾液か分からないけど潤ったテツの唇が、やけに色っぽく見えた。




「………ハァッ……ハァ、て、テツ………っ」



「…っ…お前そんな顔、俺以外に見せるなよ」


「そんな顔ってどういう………んっ!」




聞いても答えが返ってくる前に唇を塞がれる。




キスをされてはあたしの弱点である耳を攻められ、その耳から首筋へとテツの熱い唇は下降していく。




「……いっ」




首筋に感じたことのある痛みを感じた。
それは何回もあたしを襲い、その痛みはあたしの奥に鍵をかけられた理性を乱していく。




鎖骨をなぞられて意識が朦朧としてきたあたしを現実に引き戻したのは、プツンというボタンがとれる音だった。




ボタンとった…よね?




「て、テツ!何して……あ、…!」




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