ジュリエットの君とロミオになれない俺
坂下さんの背中を見送りながらふと思う
いいのか俺
後悔はしないか
坂下さんからしたら、俺なんてただ昼食がないのに気がついてくれた特になんの接点もない男子。
クラスも違ければ学科も違う、趣味が合うわけでもない。
もしかしたら坂下さんが俺と話してくれるのは今日が最初で最後かもしれないんだ
そう思ったら俺は無意識に坂下さんを追う
「坂下さん!」
「ん?どうしたの田村くん」
「今日…今日一緒に帰ろう!送るから、帰りは俺が送るから」