本当の君を好きになる

***



「───告白されたっ!?」


「しーっ!!!!」


お弁当を食べている時に、凪沙に今朝の事を報告すると、大きな声で驚かれたので、彼女の口を手で塞ぐ。


「ちょっ、声が大きいってば…!!」


「だ、だって、ビックリしたんだもん…!!……それで……?どうするの?付き合うの?」


小声でそう尋ねてくる凪沙。



「付き合うって言ったって……私、全く知らない人なんだけど……。」


「はあっ!?桐谷湊くんの事を知らないっ!?」



再び大きな声になる凪沙。

私は、また彼女の口を手で塞ぐ。

塞ぎながら、まわりを見ている時、直登とバチっと目が合ってしまった。

私は、慌ててそらす。





「そ、そんなに有名な人なの?」


「当たり前でしょ…!?次期生徒会長とも言われているかなりのエリートで、顔良し、性格良し、成績良しの三拍子揃ってるんだもん…!幸坂くんと同じくらいモテるんだから…!!」



「へぇ~…?幸坂くんとね……。」









「──僕が一体どうしたって?」

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