本当の君を好きになる
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「───告白されたっ!?」
「しーっ!!!!」
お弁当を食べている時に、凪沙に今朝の事を報告すると、大きな声で驚かれたので、彼女の口を手で塞ぐ。
「ちょっ、声が大きいってば…!!」
「だ、だって、ビックリしたんだもん…!!……それで……?どうするの?付き合うの?」
小声でそう尋ねてくる凪沙。
「付き合うって言ったって……私、全く知らない人なんだけど……。」
「はあっ!?桐谷湊くんの事を知らないっ!?」
再び大きな声になる凪沙。
私は、また彼女の口を手で塞ぐ。
塞ぎながら、まわりを見ている時、直登とバチっと目が合ってしまった。
私は、慌ててそらす。
「そ、そんなに有名な人なの?」
「当たり前でしょ…!?次期生徒会長とも言われているかなりのエリートで、顔良し、性格良し、成績良しの三拍子揃ってるんだもん…!幸坂くんと同じくらいモテるんだから…!!」
「へぇ~…?幸坂くんとね……。」
「──僕が一体どうしたって?」