完璧な彼は、溺愛ダーリン
洋服を選んでいると、洗濯が終わる音が奥で聞こえて私は急いでそっちへと向かった。
それから準備を終えて私が外に出たのは、それから一時間後だった。
天気予報で雨が降らない事も確認したし。
メイクも髪の毛もおっけー。
忘れ物もないよね。
肩より長い髪の毛をバレッタで止めてハーフアップにする。
ほんのりつけたチークは桜色。
いつもより気合いが入っている様な気がしたけど、久々のデートなんだ。
これぐらいしないとね!
時計を確認する。
お昼を過ぎたあたり。
ランチするにもどこも混んでいるだろうな。
駅前のコーヒーショップでサンドウィッチでも食べたらいいか。
そうと決めて、コーヒーショップでランチを取った私は電車に乗った。
職場のある駅の反対側はショッピングするにはうってつけのお店がたくさんだ。
若い子から、OLが好むお店まである。
気になったお店にふらっと入って、試着したりして私は久々のショッピングを楽しんだ。
それから腕時計を確認して私は少し驚いた。
もう四時だ。
いつの間にこんなに時間が経っていたのだろうか。
楽しい時間ってすぐに過ぎてしまうな。
そういえば少し足が痛い。
歩き回った所為だろう。