課長は私の憧れ
4章〜告白〜

『ここの芋焼酎上手いんだよ。
飲んでみるか?』

「いただきます」

普段焼酎などを飲まないせいかすぐ酔ったような感覚になった

『おい、倉持大丈夫か?そんなに飲んでー』

「大丈夫…ですよ…」

『いや、大丈夫じゃない。帰ろう、倉持』

課長はそう言うとお会計をして外に出てタクシーを捕まえた

「課長…」

『なんだ?倉持』

「…スゥ…スゥ…」

『寝たのか?まずいなぁ
おーい、倉持。アパートどこだよ?』

「…スゥ…スゥ…」

『仕方ない。俺のマンションに連れてくか』

課長が1人でそんなことを考えてるとは思っても無かった私はタクシーに乗った瞬間、寝てしまった

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