【完】好きだという言葉の果てに
第5章「巡り合わせ」  side:采明



いつも待ち合わせている場所は小さな庭が人気のカフェだ。

少し遠くに公園の見えるその店は、外見よりも広く、アンティーク調で統一されていて、いつも心地良いジャズが流れている。


そういうのを好むことを知っていてくれていた佳人くんが、わざわざ見付けてくれた…というのがなんともくすぐったかった。


…甲斐くんは、いつも私の意見なんてどうでも良くて、行き当たりばったりの人だったから。

< 35 / 235 >

この作品をシェア

pagetop