飼い主はイジワル先生⁉︎
先生が…やめるの?それは、やだよ。

「先生…。私、先生にやめてほしくない!先生

としての先生も好きだもん!先生にいなくなっ

てほし…!」

私が一生懸命話していると、先生の香りが私に

近づいて、そのまま優しい香りが私を包み込ん

だ。

「先生、先生言うな。オレはみいの彼氏だぞ。

陸斗ってよんでほしいな。」

私を包み込んだまま、耳元で甘くささやく。

「そんな…!いきなり…恥ずかしいです。」

「だめ?陸斗って呼んでくれないの?」

先生は、ふいに甘えてくる時がある。

それがたまらなくかわいくて。

「呼ばなきゃ…だめですか?」

「だーめ!」

私のほっぺをつんつんしながらなんて…

ずるいよ。先生の甘さに負けた。

「り、陸斗…。」

「よくできました。」

そういって、とびっきり甘いキスをくれた。

私たち、きっと大丈夫だよね。

「陸斗、好きだよ。」

「オレもみいがすき。」
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