無限の愛☆永遠の想い☆
5年振りに突然やって来たあいつの顔は
青ざめて震えていた。


部屋はあいつのせいで
酒の匂いが充満している。


また飲んでるのか…最低な奴..。


俺は顔も見たくなくて
自分の部屋に向かった。


どうして…あいつが突然.家に来たのかわからなかった。


下からあいつとお袋の会話が聞こえてくる。


お袋の「帰って下さい!!」と言う激しい声に
あいつは何度も何度も「助けてくれ!!」と言って
いるのが聞こえた…。


何度か繰り返される会話に
俺の怒りが爆発した。


俺は部屋を出てあいつの居るリビングに向かった。


「テメェ!!今さら何なんだよ!!テメェの女に
助けてもらえばいいだろうが!!帰れ!!」


そう言った俺の顔を見てあいつは言った。


「お前!それが親に向かって言う言葉か!ガキは黙ってろ!」


親…?誰の事を言ってんだ?


ふざけんな…。


いつ.あんたが俺に親らしい事してくれたんだよ?


ふざけんじゃねぇぞ…。
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