無限の愛☆永遠の想い☆
シャワーを浴びてリビングに戻るとお揃いのマグカップにコーヒーが入っていた。


「楓…おいで。」


斗侑真に呼ばれて横に座ると
斗侑真はすぐに私の肩を抱く。


「楓が側に居てくれると落ち着く…。」


「私もだよ…。」


二人で寄り添っていると頭上から
寝息が聞こえてきた。


上を見上げると斗侑真が眠っていた。


疲れているんだろう…。


そっと肩に置かれた手を離すと途端に斗侑真が目を覚ます。


「ごめん…起きちゃった?」


「いや…大丈夫。お前がどっかに行っちゃうんじゃないかと思ってびっくりした。」


行かないよ…。どこにも。


もう離れないって…約束したでしょ…。


「行かないよ。
ずっと一緒に居るから。
斗侑真.疲れてるんだよ。
ベットでちゃんと寝なきゃ。」


私の言葉に斗侑真が素直に立ち上がる。


その時でも私の手を握って離さない…。


二人でベットに入った後でも
私を抱き抱えるように眠る斗侑真
を見て私を想ってくれる愛の深さを感じた…。
< 250 / 352 >

この作品をシェア

pagetop