隠されたfact
しばらくすると黙り込んでいたリーディアが
「早く忘れないといけないのにな…」
とポツリと嘲笑いながら呟いた。

シンはそれを見たとき、大変悲しい気持ちになった。

そんなシンは動かぬまま、その場でかたまっていた。


その間にリーディアはベッドから出て、ドレッサーの右側の扉を開け入っていき、どこかしらの学校の制服を着て出てきた。

リーディアは貼り付けた笑顔でシンに言った。

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