隠されたfact
リーディアとラナは好きあっていた。
それ故にリーディアは心に大きなダメージをうけた。
それからというもの表情は表に出すことを知らず、リーディアは作り笑いが当たり前になっていた。
それはまるで人形のようになっていった。
そんなリーディアが悲しさに暮れた表情。
シンはリーディアが表情を出してくれるのは嬉しいことであろう。だが、悲しさに満ち溢れた主人の顔など見たくないはずだ。
でも、こんな表情にさせるのは、表情を出せるのは
ラナの関係でしかない。
シンもラナのことを妹のようにかわいがっていた。
だからこそリーディアが黙り込んでいるのも
理解できる。