カーネーションの花束を君に
今日の裕二郞君はほうきを持って外を掃除していた



「裕二郞君!……手紙、渡せたよ」




裕二郞君のお店で買ったカーネーションも




そう言うと彼は小さく微笑んで




「良かったな”豊音”」




因みに恋人になってから





裕二郞君は私の事をちゃん付けはやめた




そうなったら私もいつかは裕二郞って呼ばないといけないかな?





でも、今はこのままでいいよね






「__これでいいんだよね、朝香」






透き通った青空を見上げてつぶやいた





「豊音、せっかくだから一緒に学校いかないか?」





目の前には大好きな彼氏




周りには沢山の花束




「うんっ!」





カーネーションの花束をいつか君にに渡したいな






____朝香

< 49 / 49 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop