本気の恋

「違うの。あたし、先輩に言わないといけないことがあるの・・・。」
「言わないといけないこと?」

心配そうにあたしの顔をのぞく宏太先輩。

「あたし・・・その、初めてなの。だから・・・」

宏太先輩はもう1度あたしの上に乗り、言った。

「そんなの気にしてんのかよ。余裕じゃん。」

って。
< 142 / 208 >

この作品をシェア

pagetop