お姫様とお嬢様
俺んとこ来てよ…。
「樋山って意味わかんない。消毒、自分でやりなよ?」
「うん…。」
気づかないのか…。
それより今は目の周りが痛い…。
「あらら!?どうしたの!?」
「ケンカでちょっと…。」
保健の先生が刺さったレンズを取ってくれた。
痛い…。
「多分これでイイわね。」
「すいません…。」
「この傷は…今日じゃないでしょ…。」
「あっ!!はははっ!!ありがとうございました!!」
口の傷は噛まれたから…。
昨日の傷だ。
「愛芽チャン、授業行こう。」
「うん…。」
さっきから落ち込んでる愛芽と保健室を出た。
授業始まってそう…。
「割れたメガネ超ダサイ…。」
「だってなきゃ見えないから…。」
「ねぇ樋山…。愛芽のせい?」
潤んだ目で見上げられた…。
昨日と同じような涙目…。
「樋山って意味わかんない。消毒、自分でやりなよ?」
「うん…。」
気づかないのか…。
それより今は目の周りが痛い…。
「あらら!?どうしたの!?」
「ケンカでちょっと…。」
保健の先生が刺さったレンズを取ってくれた。
痛い…。
「多分これでイイわね。」
「すいません…。」
「この傷は…今日じゃないでしょ…。」
「あっ!!はははっ!!ありがとうございました!!」
口の傷は噛まれたから…。
昨日の傷だ。
「愛芽チャン、授業行こう。」
「うん…。」
さっきから落ち込んでる愛芽と保健室を出た。
授業始まってそう…。
「割れたメガネ超ダサイ…。」
「だってなきゃ見えないから…。」
「ねぇ樋山…。愛芽のせい?」
潤んだ目で見上げられた…。
昨日と同じような涙目…。