お姫様とお嬢様
玄関を出た二人を確認してからギュッとナツに抱き着いた。



イイ匂い…。



「乃彩?リビングだよここ。」

「誰もいないから…。迷惑なら離れる…。」

「迷惑なわけない。」



ナツの腕が背中に回って少し体重をかけて来る。



好きぃ~…。



「顔上げて?」

「ダ…メ…。」

「何で?」

「キス…する気だもん…。」

「だって久しぶりだよ?少しくらい乃彩を堪能してもバチは当たんない。」



顔を上げたらナツがキスしてくれた。



でも何か…。



息つくヒマがナイ…。



「俺限界かも…。」



何かいつもと違う…。



いつの間にかソファに座ってるあたしと上にいるナツ…。



首と腰にあるナツの手が余計ドキドキさせる…。



このままここで!?



その時何だか人の気配がした…。



目を開けると…。



「ナッチャンも男だにゃ~。」

「ナツエロ~い。」



何で!?



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